『皆殺しの天使』は今

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『皆殺しの天使』

「NEW」や「新」とつくものが本当の意味で新しいことなどないし、それ同様「皆殺し」とつくものが本当に皆殺しであったことなどないんじゃないかなんて思ったりします。笑 もっと良いタイトルがあると思うんですけどね。

『出れねえだよ』

とかはどうでしょう。ちょっと田舎臭くなりましたが、意外とみんな田舎者でしたもんね。エレガンスをなくしていく様がエレガンスでないというね。笑 凄いおもしろかったです、映画は。笑 同じシーンが繰り返されたとこでざわめきましたもんね。上映中に。笑 

「俺たちが連れて行かれたのは」

心配しても仕方がない在り方。望んでいることが叶う確率は高いですけど、心配事が実際に起こる確率ってのは随分と低いわけです。結局のところ、そうなるように望んでしまっていたら、起きてしまう。つまり予想出来ることの全ては起こってしまいます。今起きていることは誰かが予想した未来ってわけですね。しかしそれは自身が心配していることとは違う。物凄い絶妙な部分が現在だってことです。それが『皆殺しの天使』です。

(2017年12月24日のブログより抜粋し改稿。)