2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
『続・荒野の用心棒 ジャンゴ』西部劇は赤色が好きっていうかリマスターが赤を強調し過ぎなんじゃないか、ということに気づいてしまった。笑 赤って便利だなあ、空と合わせるだけで映えるし。俺がもしアイフォーンを持った用心棒で、インスタ映えを狙うなら…
『荒野のストレンジャー』西部劇は赤が好きなことはだんだんわかってきた。笑 「これは血ではない。赤色だ」というゴダール的な感性に対して、赤は血の色だから良いんじゃないかというマカロニ的な感性で街を赤く塗りたくるイーストウッドの方が俺はかっこい…
『ドニー・ダーコ』タイムトラベルの魅力に取り憑かれる人が一定多数いることは、バックトゥザフューチャーがいつまでもカルト化していて、マイケルJフォックスがここ日本では歳をとらないことにも明らかだが、ドニー・ダーコはもう1人の自分にも取り憑かれ…
『Mishima: A Life In Four Chapters』フラッシュバックによる場面転換と組み立てられた場所で演じることに対して加速度的に観客は意識し、三島由紀夫の小説と三島由紀夫が同時に映像化されているために起こるズレが芸術だという一点責めの態度で映画は在る…
『DOWNTOWN 81』珍しいバスキアの主演映画DVDをメルカリで逐一チェックし、安価で購入した時から俺の未来は決まっていた。娘はバスキアと邂逅し、俺は新たな武器を手に入れた。フィクションがフィクションに見えないのは、バスキアが普段からバスキアを演じ…
『ファーストマン』ビリー・ザ・キッドは言った。「デブは月面着陸の時でさえポップコーンを食べる」俺は今日、目撃した。おかしくて笑ってしまった。が、月にいる間のIMAX無音状態でも図太く食い続けていた奴を、イーストウッドばりの早撃ちで仕留めた。三…
『会社物語』クレイジーキャッツ全員集合映画という安牌を市川準はバグらせて撮っている。笑 最後のクレイジーキャッツ全員集合だから、全員が歳でバグっていったのを市川準がまとめたのかもしれない。なぜならだんだんハナ肇が石原裕次郎に見えてきたという…
『バスキア 10代最後の時』元カノの力、恐るべし。独占欲も天才相手だと、果たして自分だけのコレクションにしていて良いのかという疑問を生む。そのおかげでこの映画が生まれたと俺は予想する。笑 競馬かよ。バスキアがアメフトのヘルメットを被ったポスト…
『まぼろしの市街戦』ケツでオトして良いんだって気付いた時、戦争をユーモアで吹き飛ばすという行為自体が馬鹿馬鹿しく思えてきた俺は、劇場でこっそり裸になっていたような気がする。こうして主人公と近づいた時に、精神ってものは案外モロいんだってわか…
『荒野の用心棒』女を逃がし、その旦那と子供から微妙な顔をされて、俺は物語を進行させるために少なくともお前らは助けてやったんだって空気を出しているクリント・イーストウッドを観れただけで、俺は感動していた。語らないことが男のあるべき姿ってわけ…
サスペリアはオリジナルの方が良いって言っているジジイは無秩序なファーストインパクトの連続に欲情し続けているせいで、ルカ版の美しさに気付けていないだけなんだろうなって思っている。サスペリアマガジンを読んでも明らかで。笑 あ、この人たちはずっと…